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「2020年の挑戦」のあらすじと感想(ウルトラQ 第19話)

TSUBURAYA・GALAXY」で初めてウルトラQを見た

↓の記事でもあれこれ語ったように今月は勝手に「円谷月間」と決めつけている

reiwainfo.hatenablog.com

 

円谷ギャラクシー内の「円谷テレビ」コンテンツでこの「2020年の挑戦」が期間限定配信されていたからである

 

特撮大好きなオレなんだけど「ウルトラQ」は初代も平成版も変身ヒーロー(ウルトラマン)が登場しないことから興味がそそられなくて今まで見たこともなかった

 

ウルトラ戦士が誰も出ない・・・誰もビームを撃たないからつまんない・・・などというガキ丸出しすぎる1/3の純情な感情で見ないままだったし、巨大化したガラモンの画像だけはよくウルトラ関連の書籍で見ることがあったがそれがなんか個人的に生理的抵抗感を感じていたのもある

 

だが「怪奇大作戦」の平成版を見て等身大の人間が科学力で闘うという構図もなかなか面白いなと感じていたから平成版のウルトラQは見てもよかったんだけど、あれやこれやと忙しさに紛れているうちにあっという間に終わっちまってたからさ・・・

 

で、昭和・平成を飛び越え令和になろうというこのタイミングで今更初めて見た「ウルトラQ

 

予備知識全くなしだからもはや主人公が誰なのかも全くわからない

 

冒頭で登場するのは次作・初代ウルトラマンムラマツキャップを演じる小林昭二

 

彼が主人公なのか?

 

それにしてもこの当時35歳ということだが今の感覚からすると50代以上にしか見えない

 

逆に言えば今の35歳が若すぎるということか

 

例えばKAT-TUNの中丸雄一とか同じ35歳とは思えないし普通に「親子」にしか見えない

 

 

 

次に登場するのはこれまた次作の初代ウルトラマンフジアキコ隊員を演じる桜井浩子

 

初代ウルトラマンではそこまで可愛いとも思わなかったが、この作品の「ユリちゃん」はかなり可愛い

 

ちなみにセブンアンヌもそこまで好みじゃないし、ウルトラヒロインでは新マンの丘隊員とAの美川隊員が好みであり、この「ユリちゃん」もそうだが割と短髪系が好きなのかオレは?

 

それにしても初代ウルトラマンはもうこの半年後にスタートするわけだが桜井浩子のこの髪の短さで半年かそこらでフジアキコ隊員時のあのロングヘアまで伸びるもんなのかな?

 

当時はまだエクステとかなかったと思うし、まさかカツラ被る意味もねーし・・・でも初代放送時でも1話と39話で髪の長さが随分違う気もするし、髪が伸びるのが早い(実際のところ髪の伸びる早さには大した個人差はなく、厳密には“髪の健康状態が良い”)タイプでありやっぱり自然に伸びた結果なんだということで納得しましょうか

 

しかしそんな彼女も主役ではなく主役は「万城目 淳」というパイロット兼SF作家(?)という設定の人物のようで、演じるのは後にウルトラセブンのタケナカ参謀役でおなじみの佐原健二

 

今回の単発ゲストだった小林昭二が演じる天野はこの万城目とは友人ということで、さらに万城目と江戸川由利子(ユリちゃん)は恋人同士という設定らしい

 

役内の設定年齢はよくわからないが、演じる佐原健二桜井浩子は13歳の歳の差があり、この歳の差で恋人の設定は当時としてはかなりムリがあったんじゃなかろうか?

 

これも近年では桐谷健太などがいろんなドラマで実年齢よりかなり若い設定の役で15歳くらい年が離れた女優と普通に恋人設定で演じていたりと近年では「歳の差カップル」も当たり前になってはいるが

 

さらに今回登場する怪獣(宇宙人)のケムール人だが・・・どっかで見たことあるなと思ったが初代ウルトラマンメフィラス星人の回にも登場した奴だった

 

あと最終回「さらばウルトラマン」でも「ゼットン星人」が登場するが、これもケムール人にものすごく似てる

 

 おそらく着ぐるみをちょっと改造しただけの流用なんだろうけど、このケムール人バルタン星人並の「量産型」にも思える

 

しかもスーツアクターはその初代ウルトラマンを担当する古谷敏ということで、実にこのストーリーは初代ウルトラマン色が強いキャスティングである(ついでに脚本も初代ウルトラマンでも活躍する偉大なる金城哲夫

 

 

キャスティング関係の話はこれっくらいにしてあらすじだが、人間が突然消滅するというまるでウルトラセブンの第1話「姿なき挑戦者」みたいな奇怪な事件が次々と発生する(こっちのほうが先だが)

 

自衛隊でも未確認飛行物体を追っていたジェット哨戒機が消失(撃墜・爆破されたようにも見えるが・・・)してしまい、天野二等空佐はその状況を上官どもに説明するが全く信じてもらえず精神状態を疑われて役職を解任されちまう

 

人間の消失を偶然目撃した由利子や天野の友人の万城目(主人公とのこと)や助手の一平らも調査に乗り出すが、哨戒機消失現場をセスナで航行中の万城目まで仮にも(?)主人公であるにも関わらずあっさり消滅しちまう・・・

 

こうなると視点はここからはほぼ由利子目線であり、まるで由利子が主人公に思えるストーリーだ(実際オレは試聴中は設定等何も知らないで見ていたから、彼女が主人公だと思ってしまっていた)

 

由利子は自分が撮影した写真からアメーバ状の液体を発見

 

そして電子工学の権威である神田博士というコイツもアメーバに消されちまっていた「キチガイ」科学者の著書である「2020年の挑戦」に記されている内容が今回の事件と全く一致していると一平が気づくのである

 

神田博士はXチャンネル光波の実験中に「ケムール人」という異星人と交信することに成功し、その交信で交わした会話の内容をそのままにしたものが「2020年の挑戦」ということらしいが、そんなもんを世に出した為に神田博士は「キチガイ」扱いされて精神病棟に無理やり入院させられちまったらしい

 

 

 話は反れるがこの「キチガイ」って表現がこのストーリで何度も多用されるが(しかも桜井浩子までこのフレーズを平然と口にしてしまう・・・)、この頃の作品って初代ルパン三世とかでもこの言葉よく出てくるし、このフレーズがトレンドだったのかね?

 

今じゃ絶対にテレビで使えないNGワードです。それどころかテレビ内でタバコ吸うのも簡単じゃない時代であり、当たり前のように登場人物がタバコをくゆらせてるこの頃とは大違いなのです

 

 で、その神田博士の著書「2020年の挑戦」の通りに原因が明らかになってきて、人間消滅の犯人は2020年の未来(当時は1965年)からやってきたケムール人という宇宙人であると地球人側も断定する

 

連中は内臓移植・人工血液・特殊再生素など医学の発達で寿命が500年まで伸びているが、肉体の老化だけは防ぐことができず、若い肉体を求めてなぜか1965年の地球にタイムスリップしてきて人間達を「アメーバ」で2020年のケムール星(?)に転送しその肉体に乗り移ろうとしていたってことだ

 

言ってしまえばこれは後のウルトラシリーズで再三訪れる「地球侵略」であり、ある意味ではこれは「史上最大の侵略」とも言えるのかもしれない?

 

神田博士との交信も地球の情報を入手する為だったと思われるが、そもそもなぜ「過去の」地球の人間を狙うのか・・・?2020年には地球はもう核戦争か環境破壊で滅んでいたとかいう設定なのか?

 

さらに言えば1965年に生きる神田博士がなぜ2020年のケムール人と交信できたのか・・・?まぁSFものによくありがちだけど光速を超えた速度によるタイムリープとかそんな感じと無理やり納得するしかないのかな?

 

そういや消滅するのは若い人間ばかりだ

 

でも神田博士は姿は知らないが「博士」っていうことだからなんとなく老人のイメージな気がする

 

今回登場する神田博士の友人でユリちゃんの身辺護衛を担当させられた宇田川という「おじいさん」呼ばわりされる老刑事(そもまで「おじいさん」と言うほどでもないと思うが当時はもう50代で老人扱いされる時代だったのもあるのかな?)と友人ということでこの同年代くらいと想定されるが・・・

 

500歳から見れば老人(50~60代くらいか?)でも「若い肉体」ってことなのか?

 

当時というかそれより20年後くらいのドリフ大爆笑のコントとかで志村けんがよく耳が遠くて何度も聞き返す老人役を演じていて、今の感覚だともう90過ぎてるくらいの年齢の老人なのかと錯覚させられるが、設定年齢は実際は60代後半だったりと当時の年齢感や見た目年齢は35歳の小林昭二の例を見てもわかるが今と20年(歳)くらいズレがある

 

次々作「ウルトラセブン」のキリヤマ隊長を演じる中山昭二も当時38歳くらいで、今の感覚だとやはりどう見ても50代・・・

 

ただ小林昭二中山昭二(奇遇にも同じ名前なのね)も頭髪は毛量がしっかり残って黒々としてるからそのあたりは年相応なのかもしれないけどね(ついでに中山昭二は中年太りの為にお腹が出ていたから撮影中だけ腹に力を入れてへこませていたという裏話を毒蝮三太夫だったかひし美ゆり子だったか近年のトークショーで暴露してたが・・・

 

 

アンチエイジング技術の進化なのか年々日本人の老化ペースが遅くなっているような?

 

逆に言えばサイヤ人じゃないけど「若い時代が長くなっている」ような

 

つい10年前の35歳でも上述したKAT-TUNの中丸雄一みたいな若い見た目の人間なんてほとんどいなかったようにも見えるし

 

川越シェフなんかは今でもすごく若いから10年前でもかなり若かったんだろうけどね

 

あとは「TSUBURAYA・GALAXY」のコンテンツ内に登場した漫画家の浦沢直樹生物学者福岡伸一は共に奇しくも2019年4月時点で59歳だがどちらもかなり若い

 

だから例外的にはいつまでも若く歳を取らないような人間もいるにはいる

 

だけど相対的には今の35歳とかその以下の世代の方が「老化をしない」人ってどんどん増えていってるように思えるし、まして男の場合はアンチエイジング技術の進化とかあんまり関係ない(コスメや化粧品をあんま使わないだろう)から生きてきた時代の違いが老化の速度に影響があるのかなと思っている

 

オレの世代だって上の世代から見れば「随分若いな」と思われてるのかもしれないし

 

でもその逆ってまずないからね

 

上の世代を見て「自分の世代よりもいつまでも若い人が多いな」って思うことは絶対にありえないことでもある

 

 

時代による年齢感や価値観の違いはともかくとうとう問題のケムール人が姿を現す

 

パトカーに追跡されても走ってパトカーを振り切るし拳銃で撃たれても平気で挙句にはロケ地後楽園で巨大化までして観覧車ブッこ抜いてブン投げちまうバケモンだ

 

だが神田博士が用意していたXチャンネル光波を発せられるKミニオードを一平が発見し、これを東京タワーの先っちょからケムール人の弱点とされる頭部めがけて発射するとケムール人は悶絶して溶解して消滅しちまう

 

最後はケムール人消滅跡に残った液体をユリちゃんの護衛についていた見かけによらず優秀な刑事である宇田川刑事が、それまでは冷静沈着だったのに最後に軽はずみに「もう大丈夫だろう」と足で踏んだことで消えて(転送されて)しまって終わるバッドエンド(?)

 

 

その後宇田川がどうなったかもわからないままのリドルストーリーだが、この「2020年」が目前に迫っている今見てみるといろいろ思うところがある話であった

 

まず現在2019年の地球上でもケムール人じゃないけど既に寿命500歳まで生きる研究をしている学者はいるし、既にテロメラーゼとか幹細胞注射とか若返りや不老不死を目指した再生医療分野は動いているし↓の記事でもそのことは結構あれこれ触れてみた

reiwainfo.hatenablog.com

 

 ケムール人は裏設定では2020年の地球人の姿だという「都市伝説(?)」もあるみたいだが、さすがに55年で寿命が500まで伸びたり巨大化したりタイムトラベルができるほどまで文明が進化するのはムリがあるだろう

 

若い肉体を求めるというのも現実に脳移植などで若い肉体を得て「不老不死」を目指している富裕層が人権意識の低い途上国などにはいるようで、そんなことまで思わされるストーリーだった・・・

 

 

TSUBURAYA・GALAXY」に登録したことで思いがけず見た初めてのウルトラQだが思ったより楽しめたのも事実

 

ウルトラQ全話視聴してみようかなと思えてきたぞ・・・